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目次
アメリカのハロウィン以降の流れ

アメリカでは、10月にハロウィン、11月にサンクスギビング、そして12月にクリスマスと、1年の終わりの3か月はイベントが目白押し。「Hallothanksmas」という言葉もあるくらい、この3つのイベントは立て続けにやってきます。
11月のサンクスギビングから年末にかけては「ホリデーシーズン」と呼ばれ、休暇を取る人が多いです。
その中でも、やはりクリスマスの位置づけは別格で、店によっては10月のハロウィン前から、クリスマスグッズが並び始めます。さらに11月のサンクスギビングデーの前には、クリスマスグッズのセールが始まったりすることもあります。なので、こんな風刺画もよく見られます。


ママとしても、子供のハロウィンの準備、サンクスギビング後のブラックフライデーの動向調査、そして、学校の先生などへのクリスマスギフトの準備など、アメリカではとにかくこの3か月はいろいろと忙しいのです。
クリスマス前にやっておきたい6つのTo Do リスト
そんなバタバタの3か月の中、12月初旬には済ませておきたい6つのTo Do リストをご紹介したいと思います。
➀ホリデーギフト

まず最初は、何と言っても「ホリデーギフト」ですよね。
アメリカでは、子供の学校の先生やアパートメントのスタッフなど、普段お世話になっている人へギフトを贈ります。大体、冬休みに入る前の1週間の間に渡します。
日本人には馴染みがないので、初年度は何を贈ればよいのか、いくらぐらいが相場なのか焦ると思いますが、もちろんこれは気持ちなので強制ではありませんし、額も決まりがあるわけではありません。以下は、あくまでも参考に読んでもらえればと思います。
子供にメッセージカードを書かせる場合は、時間がかかるので前もって準備しておきましょう。
学校
学校だと、クラスの担任、クラスの補助の先生、ESLの先生に渡します。アート、音楽、体育などの専科の先生に渡す場合もあります。
1人で渡す場合は、15~50ドルくらいが相場だと思います。クラスペアレンツがまとめてくれる場合や、数人で渡す場合もあります。オンラインで払ってしまえる学校もあります(合理的…アメリカっぽい笑)。
バス通学であれば、バスの運転手、バスの補助の人、徒歩通学であれば、クロッシングガード(crossing guard)の人(旗を持って横断歩道に立ってくれている人)にも渡す場合もあります。この場合は、10ドル~20ドルくらいだと思います。

ギフトカードはレストランやコーヒーショップ、グロッサリーショップやネイルサロン等選択肢が様々あります。私は贈る人に合わせて選ぶこともありますが、色々な用途に使用できるAmazonやTargetのギフトカードを用意することが多いです。
Targetは、ここ数年は、サンクスギビングが終わった次の週末に、Targetギフトカード10%オフセールをします。現物カード、e-Mail受け取りどちらも可能です。(21年は12月4・5日)ギフトのみならず自宅の買い物で使用するために、私は制限金額までeーMail受け取りのオンラインカードを購入しています。


11月に入ると、TJMaxxなどでは、ホリデーギフトのコーナーが作られ、マグカップ、調味料セット、お菓子、紅茶やコーヒー、リラックス系のセットなどが並びます。壊れているものもあるので、買う時は商品をよくチェックしましょう。
ミツワなどで買える日本の菓子折りも喜ばれます。

クリスマス柄のマグカップはとても可愛いですが、先生たちは毎年たくさんのギフトをもらうので、ギフトカードや消耗品が喜ばれるという話をよく聞きます。うちは、子供たちが先生のギフトを選びたがるので、可愛い缶の紅茶やコーヒー、バスソルトやリラックス系のギフトを贈ることが多いです。

私がNJに来たころ(数年前)は、「コリアンのママは自分の子どもを先生に気に入ってもらいたくてブランド物のバッグとか渡すらしいよ」なんてことを当時の在米先輩にささやかれたのだけどどうなんだろう? 当時は信じて「さすがアメリカ!何でも平等で先生に金品を渡すなんて考えられない日本と大違いだわー」と感心していました。
ものすごいお金を使う人もいるし、渡さない人もいる。今ではそんな自由なところが楽でいいなーと思ってます。




→アメリカの学校行事について、どこよりも詳しくまとめた記事は、こちら!
アパートメント
ギフトカードや現金が主流だと思います。アパートメントによっては、12月に入ったらスタッフの一覧表が送られてくることもあります。だからと言って、全員に渡さないといけないわけではありません。お世話になっている度合いで値段を変えたり、顔見知りのスタッフだけに渡したりする場合もあります。
その他
子供の習い事の先生、自分の英会話の先生にもギフトを贈ります。夫の上司や同僚にギフトを贈ることもあります。

去年はコロナでオンラインレッスンになった私たちの英語クラス、日本にいる生徒も含めて取りまとめてギフトを贈りました。メッセージはオンラインでまとめて送り、ギフトは久々に先生宅を訪問しサプライズで渡すことができました。懐かしい!

➁ホリデーカード
ホリデーカードとは、日本の年賀状のようなもので、家族の写真を載せたり、メッセージを書いたりして郵送します。よく会う人には手渡しでも大丈夫です。
私の周りでは、Shutterflyで注文している人が多いです。Staplesやmintedで注文したという話も聞きます。
➂生木のツリー

アメリカに来たからには、生木のツリーが欲しい!という方もいらっしゃると思います。
ファームでは、実際に木が生えている状態から気に入ったものを選び、のこぎりで切って持ち帰ることができるところもあります。
Hidden Pond Tree Farm 予約不要。7feetまでは一律105ドル。
Emmerich Tree Farm 予約必要。木の種類によって、11-16ドル/1feet。
(※2022年12月時点)


街中でも、この時期限定で、生木のツリーが販売されるお店も多いです。(エッジウォーターのKevin’s Tree Lot、フォートリーのHiram’s、パラマスのStew Leonard’sなど)


➃クリスマスプレゼント

こちらも毎年悩ましい事ですよね。
アメリカ人は、子供に対してだけでなく、家族や親せきにもプレゼントを贈ります。なので、日本とは比べ物にならないくらいクリスマスプレゼントの流通量が多いので、配送も通常より遅れることが多いです。オンラインで買ったり、買ったプレゼントを郵送する場合は、早めに準備しましょう。
ブラックフライデーにクリスマスプレゼントを買っておくのも良い手だと思います。
店頭で買う場合、箱が壊れていたりしていないかよく確認しましょう。

ブラックフライデー前後から、アメリカ国内ではたくさんのパッケージが発送される為、手元に荷物が届くまで、遅延や紛失、まさかの注文取消しなんてことも少なくありません。特にクリスマスは一年の中で最も繁忙期なので、お店へのオーダーや発送期間なども考慮して、できるだけ早めに購入するのをお勧めします。


⑤アドベントカレンダー、トレジョのミステリーパック、エルフ・オン・ザ・シェルフ

アドベントカレンダーとは、12月1日から24日までの日付が書いてあり、それぞれの日にちのふたを開けると、お菓子やおもちゃが入っているものです。
私は、毎年トレジョのアドベントカレンダーを買います。99セントと激安です。中には、小さいチョコレートが入っています。トレジョのものは毎年デザインも豊富で、選ぶのも楽しいのでおすすめですよ。
ハロウィンが過ぎたあたりから店頭に並びます。可愛いデザインは早く売り切れてしまうので、11月には購入しておくのがベターです。


トレジョのミステリーパック(2.99ドル)とは、ホリデーシーズン限定で販売されるもので、99セントのエコバックが3つ入っています。どんなデザインのエコバックが入っているかは開けてみないと分からない福袋みたいなものです。

私は過去に、3袋買ってNJデザインが2つも入っていたという経験をしたことがあります…泣。
残念ながら、2020年~2022年は販売されませんでした。来年に期待したい!


エルフ・オン・ザ・シェルフ(Elf On The Shelf)とは、毎晩親がエルフの人形のいる位置を変えて、朝起きたら子供たちが探すというものです。サンタのお手伝いをする妖精エルフが、各家庭に忍び込んで子供たちが良い子でいるかを観察しているという設定です。
これは、「 エルフ・オン・ザ・シェルフ 」の本の作者が、娘のために書いたストーリーとエルフの人形を一緒にして2005年に出版したことから始まったようです。結構最近のものなんですね~。
クリスマスの新たな楽しみ方として、年々人気が上がってきているようです。

ちなみに、私ヘレン家のエルフは10ドルくらいで買ったもので、元祖とは結構顔が違いますが、愛嬌ある顔で、気に入ってます。


⑥ホリデーパジャマ、アグリーセーター、スノーグッズ

ターゲットなどでは、毎年この時期になると、ホリデーパジャマやド派手なアグリーセーター、靴下などが並びます。ピアスなどのアクセサリーも可愛いです。
アグリーセーターは、ディズニーなど可愛いものや、電飾が付くものもあり、見て歩くだけでも楽しいです。
アメリカに来た当初は、ド派手なアグリーセーターを見てドン引きでしたが、年々可愛く思えてくるので不思議です笑。普通にお出かけする際も、家族そろっておそろいのクリスマス柄のセーターを着ている家族もアメリカではよく見かけます。
アグリーセーターはちょっとハードル高いな…という方は、クリスマス柄の靴下から始めてみるのはいかがでしょうか。
スノーグッズ(スノーブーツ、スキーウェア、そりなど)も早めの購入がおすすめです。Marshalsなどでは、スノーブーツがお得に買えますが、天気予報に雪マークが見えてからだと売り切れるので、まだ雪の気配がないうちに購入しておくのがコツです。



うちはいつもターゲットで買ってます。デザイン可愛いのにお安いので♥ちなみにおととしは上の子も参加しましたが去年はいらないとw 夫も興味がない人なのでそこに無駄なお金は使いません。他のファミリーみたいに家族全員オソロじゃないのがセリーナ家です。


去年は、お友達家族とアグリーセーターのプレゼントをしあい、両家全員でセーターを着てお出掛けしたのがとても楽しかったです。ダサければダサいほど、どこに行っても「そのセーターナイスだね!」と声をかけてもらえますよ。笑



去年おそろいのホリデーパジャマを買いました。サイズによってはすぐに売り切れます。家族全員のサイズをそろえたければ、早めに購入しましょう。
アグリーセーターは、アパートメントのクリスマスパーティーに着ていきました(私ヘレンは真ん中です)。せっかくなら、シャーロットを見習ってもっとアグリーが突っ切ったものを買うべきだったな笑。


まとめ
クリスマス前にやっておきたい6つのToDoリスト、いかがでしたか?
年末まで本当にあっという間です。準備は早めに始めましょう!
ところで、この時期になると、アメリカではトナカイの角と赤い鼻をつけた車(トナカイカー)を見かけます。一日に数回とか結構な頻度で見かけるので、子供とドライブ中に探してみるのも楽しいと思います。


それでは、みなさん、良いホリデーを!!Happy Holidays!!
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→ほかにもあります、クリスマス記事↓↓
こんにちは、年末が迫ってきてせわしないヘレンです。
いよいよあと数週間で、クリスマスですね!
アメリカではクリスマスはビッグイベント。ハロウィンからクリスマスまでは、本当にあっという間に過ぎ去っていきます。
アメリカならではの事ばかりで、渡米1年目のクリスマスは、色々と調べて準備するのに本当に苦労しました。
そんなみなさんの悩みを解決すべく、クリスマス前にやっておきたい6つのTo Do リストをまとめてみました!
ホリデーギフトの相場、生木のツリーはどこで買えるの?など、かゆいところに手が届く記事となっております。ぜひ最後までご覧ください。
記事公開:2021年12月、最終更新:2022年11月