今まで読んでくださりまして、ありがとうございました!2023年3月

【アメリカ恐怖体験】ワイオミング州で化石堀り体験に行った帰りに、死にそうになりました。(イエローストーン旅行記アナザーストーリー)

ヘレン

みなさん、こんにちは。旅行大好きヘレンです。

4ページにも及ぶ私の力作(笑)、「イエローストーン子連れ旅行記」はもう読んでいただけましたか?

今回は、その旅行のアナザーストーリーとして、ワイオミング州で参加した化石堀り体験とその後の恐怖体験について、振り返りたいと思います。(いまだにトラウマです…。)

→「イエローストーン子連れ旅行記」 は、こちら!

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楽しかった化石堀り体験

別の記事で書きましたが、6月に、3泊4日で、イエローストーン&グランティトンに旅行に行きました。今回は、その最終日の出来事を書きたいと思います。

旅の最終日。朝6時にホテルを出発し、8時に予約していた、ワイオミング州ケミアにある化石堀り体験ができる場所(American Fossil)へと向かいました。

現地で説明を聞き、道具を借ります。子供たちも楽しんで石を砕いていました。見つけられる物は、主に、魚や魚のフンの化石でした。(子供たちは恐竜の化石を見つける気満々でしたが…笑)

たくさんの人が化石堀りをしていました。
1時間でこれだけゲット!

2時間パックを予約していたのですが、帰りの飛行機の時間が迫っていたので、1時間で切り上げました。予定の半分の時間でしたが、20個近く化石を見つけることができ、大満足。電動カッターで石を小さく切ってもらい、一つ一つ新聞紙で包んで手提げ袋に入れました。

ヘレン

化石を包む新聞紙、持ち帰り用の段ボールや袋は、自分で持参しました。

化石堀り体験の場所には、事務所とトイレがあります。

帰りに飛行機に乗ると話したら、飛行機に乗る際の手荷物検査で必要になる可能性もあるかもしれないと、ここで化石を取ったという証明書を書いてもらいました(結局、私の時は空港で必要ありませんでしたが、念のためもらっておく方が良いと思います)。

※空港では、手荷物検査の際、一つ一つ化石を包んだ新聞紙を外し、中を確認されました。化石を持って飛行機に乗る場合は、時間に余裕をもって空港へ行きましょう。

空港へ向かう途中、恐怖体験へ突入…

ここまでは、いたって普通の楽しいアクティビティ体験談ですよね。しかし、このあと、空港へ向かう途中で、恐怖体験が待ち受けていたんです…。

➀まずは初級、「砂利道&草原」

この辺りは、電波が通じないので、事前にダウンロードしておいたグーグルマップに従って、運転していきました。

化石堀り体験なので、そもそもへんぴな場所にあり、化石堀り体験の場所から出発して、しばらくは砂利道が続きました。さらに、だんだんと道が細くなり、丘の上の草原のような場所に導かれました。

➁続きまして中級、「道=薄いタイヤ痕のみ」

薄っすらとついてるタイヤ痕、見えますか?
グーグルマップはこの道を指してます…。

さらに進むにつれ、道はと言えば、草原の上についた2本のタイヤの跡のみ…。

この時点で「絶対おかしいぞ…」と思っていたのですが、スマホのグーグルマップが示す場所から逸れておらず、また、電波が無いのでほかに調べる方法もなく、ただグーグルマップに言われるがままに進むしかありませんでした。

➂最後に超上級、「崖級の下り坂」

そして、もうすぐコンクリートの道路に出られるぞと思った矢先に、目の前に崖級の下り坂が!!

よく、道路や平原を作るために、ショベルカーが山を崩したりしている、あのような土色の崖の山です。あんな山に黒いセダンがポツンといる姿を想像してみてください。恐怖しかありませんよね…。

しかもGoogleマップが示している方向には崩れた道があるだけで、もうどの方向に進めばよいのかも分かりません。

ヘレン

このあたりでは、もう写真を撮る余裕もなし…。みなさんに正確な状況をお伝え出来ないのがほんと悔しいです…。

私が外に出て、車で下れそうな場所を探し、運転手の旦那さんに指示を出しながら、少しずつ下りていきました。下りた先にも巨大な穴が開いていたりして、それらを避けながら少しづつ進みました。

もう生きた心地はしません。ここで、パンクやエンストでもしたら、電波もないので、誰にも助けを呼べない。でも、前に進まないと帰れない。

この時点で、すでに飛行機に乗れるとは思っていませんでした。とりあえず、生きてコンクリートの道へ出ることだけ考えていました。

➃おまけ、「柵」

何とか進み、ついにコンクリートの大きい道が見えました。ところが、その前に有刺鉄線の柵が!郊外を運転しているとよく見かける、道路と草原の間に立っている、あのどこまでも続く柵です。

これは別の場所ですが、このように長~く張り巡らされている有刺鉄線の柵のことです。

ただ、これはもう学習済み。実は、化石堀り体験へ向かう途中もへんぴな道に導かれ、この時と同じようにコンクリートの道路に出る前にこのような柵に遭遇していたんです。

この時は、偶然にも柵の所有者らしき人がいて、柵を外して私たちの車を通してくれました。あの柵、公道へつながる部分は、簡単に外れるようになっているんです。

この経験があったので、ここでは落ち着いて、柵が外れそうな箇所を探し、無事コンクリートの道路に出ることができました。そして、奇跡的に帰りの飛行機にも間に合いました。

旅の教訓:「グーグルマップも、完ぺきではない!」

今回、このような壮絶な経験をみなさんにお伝えしたかった理由は、グーグルマップのみを信じないでほしいということを伝えたかったからです。

決してグーグルマップを非難しているのではありません!むしろめっちゃお世話になっています!ですが、世の中に完ぺきなものはないということを、恐怖体験を通して実感しました。

旅行後、化石堀り体験のサイトを確認したら、「グーグルマップやGPSを使わないでください」と書いてありました…(泣)

はい、そうです、私がよく確認していなかったのがいけなかったのです…。でも、グーグルマップが間違っているとは、なかなか思わないですよね…(泣)

この文章の下に、行き方が長い文章で書いてありました。これを辿っていったら正規の道路で行くことができたのだろうと思います。

今回の旅で、私が学んだことは、『グーグルマップも、完ぺきではない!』ということ。

どこか少しへんぴな場所へ行く際は、まず公式サイトから行き方を調べ、そこでグーグルマップを引用しているかを確認することが必要だと思います。

ヘレン

ちなみに、私は、帰宅後すぐ、グーグルマップ宛てに、この道はマップから削除するようにとリクエストを送りましたが、いまだ削除されていません…。早く削除されることを願うのみです。。

みなさんの安全な旅行のために、少しでもお役に立てますように。

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