そろそろパンプキンが並ぶ季節になってきましたね。
最近は日本でも仮装してパレードしたりハロウィンパーティーしたりと、楽しみな秋のイベントになってきました。
アメリカでは、9月の新学期が始まる前にはスーパーではハロウィン用品が並び始めます。
ファームではパンプキンパッチができたり、それをくり抜いてランタンを作ったり。とてもワクワクするハロウィンの準備です。
当日はトリックオアトリートに出かける方も多いです。本格的にデコレーションされたお家を見るだけでも楽しいですよね。
今回はハロウィンの準備からトリックオアトリートまで、ニュージャージーで子どもと楽しむハロウィンを前・後編に分けて特集します!
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ハロウィンってそもそも何のイベント?
ハロウィン(Halloween)は、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人の伝統を起源とするお祭りです。特にアメリカではキリスト教などの影響を受けて形を変え、現在では宗教色は消えて民間行事となっています。
10月31日はケルト人にとっては1年の終わりであり、その日に死者の霊が家族を訪ねてくると言われていました。
日本のお盆のような感じでしょうか。
その際に、同時に悪霊や魔女から身を守るために仮面を被り、火を灯していました。また子ども達を連れて行かれないように、『仲間』だと思ってもらえるように、ゾンビやお化けに仮装して町を練り歩くようになったそうです。
『トリックオアトリート(Trick or Treat)』は”悪霊にいたずらされたくなければおかしをちょうだい”という意味です。
そして、かぼちゃで作られる『ジャックオーランタン(Jack-o’-Lantern)』は悪霊を追い払う魔除けの火を灯すために飾られるようになりました。
楽しいイベントのハロウィンですが、奥深い歴史があり、今の形になっているんですね。
我が家ではハロウィンの時期に、子ども達のために本を用意して気分を盛り上げます。

New Jerseyの本もありました!

渡米後、初めてのハロウィンでは、人体模型のようなガイコツやリアルゾンビ、大きすぎる蜘蛛が一軒家の庭に飾られていて、可愛らしい日本のデコレーションとの違いに驚きました。
そして昨年はコロナ禍での特別なハロウィンを経験しました。
自治体や学校のパレードなどは中止になりましたが、トリックオアトリートなどは用意してくださるお家も多く安全に楽しむための色々な工夫も見られました。
今年はイベントが戻ってくると良いですね。
ハロウィンの準備をしよう!

まずは衣装ですよね! 今年は何に仮装するのかな。
大人の仮装もいいなぁ!お家もかぼちゃでデコレーションしようかな。
ハロウィン衣装を準備しよう
アメリカでの仮装ってどんな感じかな。悩まれる方もいらっしゃると思います。お店には色々な仮装が並びますので、好きなものを選んで良いと思います。でも、悩む方のために傾向は以下の通りです。
幼稚園児や低学年の女子は、やはりプリンセスが人気です。そして高学年になってくるとアリスや黒猫などのアメリカンな仮装が人気になります。お顔にゾンビメイクをしたりも。
男子は低学年まではかぼちゃやキャラクター、人気はスーパーヒーローやポリス、ファイヤーマン等の職業系です。またマリオやポケモン、レゴのキャラクターなども人気です。高学年になるとより怖いゴーストやガイコツやドラキュラなど、本格的になっていく傾向が見られます。
面白い個性的な仮装は素敵ですよね。



学校へ仮装をしていく際は、武器の形のおもちゃを禁止していたり、鋭利な飾りがついたものは外す必要があります。小学校の場合は1日中着ていることが多いので、脱ぎ着が自分でしやすいものがベターです。
また、プリスクール生の場合は、着替えが必要になったり注意事項がそれぞれありますので、園からのお知らせをチェック。
と言いつつ、、実際は、それぞれ自由な仮装をしているのであまり悩みすぎず、安全に仮装を楽しみましょう。
ちなみに、3歳の息子は仮装は絶対に嫌だと言い張り、普通の格好で登園しましたが、同じような子もいましたし、先生も”全く問題ないわ”と何も気にする様子もなく、ホッとした思い出があります。アメリカの自由さにいつも救われます(笑)
一軒家のデコレーション
9月に入ると、飾りつけをしている一軒家を見かけるようになります。日本のように、可愛いデコレーションだけでなく、スプーキーな(おどろおどろしい)デコレーションもたくさん見かけます。


かぼちゃでデコレーションに挑戦
秋になると町もハロウィンの飾りつけに変わります。かぼちゃを使ったデコレーションはアメリカならではで、とってもかわいいんです。
TargetやHomegoods などでも、ハロウィンデコレーションが並びます。お家でもハロウィンに向けた飾りつけに挑戦すると楽しいですよ。
一軒家の方は、玄関先のお庭を使って飾りつけをしても素敵ですね。
アメリカではハロウィンに引き続き、11月下旬の感謝祭(サンクスギビングデー)にもかぼちゃが使われます。黒や紫のスプーキーな飾りをとったら、サンクスギビングまでも長く楽しめます。
オレンジパンプキンの話
アメリカではあのオレンジのかぼちゃのことをPumpkin(パンプキン)と言います。食べるかぼちゃはSquash(スクワッシュ)と呼ばれる種類の方が多いと思います。
そしてオレンジのパンプキンはどこでGetするかというと、スーパーでも9月頃から並び始めますし、ファームのパンプキンパッチで選んでGetも楽しいですよ。おすすめファームはぜひこちらの記事をチェックしてみてください。
かわいい!パンプキンデコレーションの例



Jack-o’-Lantern作りに挑戦!
ハロウィン当日まで楽しむ作り方
① ハロウィン直前まではこうします
くり抜いてランタンにしてしまうとすぐに悪くなってしまうので(腐っていく)、ハロウィン前日や2・3日前くらいにランタンにします。それまではインテリアにしたり、子どもたちにデコレーションしてもらって楽しみます。マジックでランタンにしたいデザインで絵を書いておくのも良いと思います。


② いよいよランタンに! 下書きしましょう
好きなデザインを決めて、パンプキンに下書きします。細かい図柄であるほどしっかり下書きします。
私はコピー用紙に印刷して、それをパンプキンに貼って上からキリを刺して穴を開けて、ガイドにしながら下書きしました。昨年は下書きせずに作りましたが、下手だけど味のあるランタンになりました。
③ パンプキンの底の部分をナイフで切り取ります。
思ったより、オレンジのパンプキンは柔らかいのですが、力は入りますので怪我に注意してください。切った部分は捨てても良いし、灯りを置く台にとっておくのも良いです。
④ ③で開けた部分からスコップやスプーンで中のわたや種を取り出します。
わたや種は捨ててOK。思った以上に空洞が大きいかぼちゃであることに気づく瞬間です。
⑤ 下書きに合わせてナイフで切ります。
ここが1番大変。柔らかいので細かなニュアンスは出しやすいと思います。初めはざっくりと切りとって、あとで細かく処理をしていきます。最終的に灯りを灯すと切り口が目立つので、綺麗に処理するのがコツです。
⑥ 灯りを入れて出来上がり
キャンドルでも良いし、クラフト用ランプでもOKです。

(他の方の作品です)

ここで買う!ハロウィン衣装やハロウィンデコグッズのお店一覧
- Target
- Party City
- Spirit Halloween(季節限定のお店)
- Walmart
- Amazon はこちらから↓↓
まとめ
いかがでしたでしょうか。
かわいいデコレーションより怖い方が好きな私は、アメリカにいるうちがチャンスとスプーキーな本格的なガイコツをゲットすべく、最近は探して回っています。
最新トリックオアトリート情報は後編をぜひご覧ください!
→2021年のハロウィン体験談は、こちらの記事をご覧ください。
ハロウィンってそもそもどんなイベントなの?
前編ハロウィンの準備をしよう!仮装のポイント・一軒家の飾り付け・🎃を作ろう等
後編ハロウィンの当日 学校行事からトリックオアトリートまで。・ハロウィンのお菓子の紹介・トランクオアトリートなる行事もあります・コロナ禍でのハロウィンはこうだった!
■2021年9月公開
■2021年11月改訂