目次
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ルーレイ洞窟(Luray Caverns)とは?

ルーレイ洞窟(Luray Caverns)ってどういうところ?
ルーレイ洞窟(Luray Caverns)は、アメリカ東海岸最大の鍾乳洞です。バージニア州北部のシェナンドー国立公園の近くにあり、ワシントンD.C.から南西に車で約1時間半の場所にあります。ニュージャージー州からは、6,7時間くらいかかります。
この洞窟は、1878年に地元の男性によって偶然発見されました。
洞窟の中には、様々な形の鍾乳洞が所狭しと並んでいます。4億年かけて作られたというのですから、驚きです!
広大な敷地内には、車やおもちゃの博物館、ロープ、レストランなど様々な施設があり、大型駐車場もあります。
基本情報
営業時間 | 4/1-6/14: 9am-6pm 6/15-Labor Day: 9am-7pm Labor Day-10/31: 9am-6pm 11/1-3/31: 平日9am-4pm, 土日9am-5pm |
入場料金 | 6歳未満無料、6~12歳:16ドル、大人:32ドル、62歳以上:29ドル 現地でもオンラインでも購入できます。チケットは購入後1年間有効。 |
ウェブサイト | Luray Cavernsのウェブサイト |
鍾乳洞のチケットの半券で、周辺施設の➀車と馬車の博物館、➁おもちゃ博物館、➂Shenandoah Heritage Village にも入れます。
どんな準備をするべき?
- 滑りにくい靴
洞窟内は、水でぬれて滑りやすくなっている場所もあるので、スニーカーなどの滑りにくい靴を履きましょう。
- 薄手の長袖
洞窟内は、常時12℃に保たれているので、ひんやりしています。夏でも長袖が必要です。
- 感度の良いスマホ、カメラ
鍾乳洞内は薄暗いので、あまりにも古いスマホだと写真が撮れません。私のスマホは古すぎて感度が足りなかったので、旦那さんのスマホを借りて撮影しました。
鍾乳洞
早速、鍾乳洞の中を見ていきましょう。
コロナ以前は、ガイドツアーがあったようですが、今はツアーなしで自分で回ります。ゆっくり歩いて、1時間から1時間半くらいかかりました。
たくさんの鍾乳石の中で、独特な形をしたものは名前がついていたりします。入り口でもらえるパンフレットに載っているので、それを見ながら探して歩くのも楽しいと思います。(私たちは、鍾乳洞を出た後に気付いたので、パンフレットを見ながら名前のついた鍾乳石を探して歩くことはできませんでした泣)
step-freeなので、ベビーカーでも歩けます。ただ、通路は細くなっている場所や急で滑りやすい場所もあるので、あまりおすすめではありません。もしベビーカーを使われる場合は、十分に気を付けてください。
詳細は、HPをご覧ください。鍾乳洞内を360度見ることができる動画もあります。これ、結構迫力があって、行った気分になれますよ!


- 水面に映った鍾乳石
洞窟に入り、スロープを下った後、最初の見どころは、水面に天井の鍾乳石が映った場所です。
洞窟内は、風が吹かず、水面が揺れることがないので、私は初め全く気づきませんでした。
上からぶら下がる鍾乳石と、下の石筍(せきじゅん)が、まったく同じ形だからすごいなぁと思っていたら、子供が「これ、上の鍾乳石が水に映っているんだね!」と教えてくれました(笑)。
すごく神秘的でおすすめです。

- 巨大なカーテン!?
しばらく歩くと、この洞窟で一番テンションが上がる場所に来ます。
その名も、巨大カーテンゾーン!(私が勝手に名付けました笑)高い天井から、無数の槍のような鍾乳石や巨大な布のような鍾乳石がぶら下がり、こちらに迫ってきそうな勢いです。
動画を取っていましたが、「うわぁ~、すごい!ナニコレ!」と感嘆の声を連発。
通路上に、上からも下からも鍾乳石が迫ってきているので、歩くときは頭上と足元に注意です。


- 10階建てに相当する高さの空間
洞窟の中で一番広い場所は、10階建ての建物に相当する高さの空間があり、とても地中にいるとは思えないほどの開放感です。
スロープを下る際は、床が濡れていますので、滑らないように注意しましょう。

- 7000年前に落下した鍾乳洞
真ん中に横たわっている鍾乳石があるのが、分かりますか?これ、約7000年前に地震によって天井から落下したものらしいです。
あんな巨大な鍾乳石が落下するなんて、どんな地震だったんでしょうね(汗)

- ひげのおじさん
偶然子供が見つけました。怖がっていました(笑)

- 世界最大のパイプオルガン
出口に近づくと、きれいなパイプオルガンの音色が聞こえてきます。
これは、鍾乳洞自体をパイプとして使って音を出す、世界最大のパイプオルガンです。スケールがでかい!
広い鍾乳洞の空間に音が響き、とても綺麗でした。たくさんの人がここで足を止め、美しい音色に聞き入っていました。


- 目玉焼き(Fried Egg)
見ての通りです(笑)
小さいので見逃さないように。

- 寄付コーナー
出口のすぐ手前に、寄付コーナーがあります。水の中にコインを投げ入れる形式です。


周辺施設
同じ敷地内にたくさんの周辺施設があります。以下の➀~➂は、鍾乳洞のチケットの半券で入れるので、チケットはなくさないようにしましょう。
➀車と馬車の博物館(Car & Carriage Caravan Museum)
75台以上の馬車、そり、自転車、自動車が、所狭しと展示されています。
最初のほうに、豪華な馬車やそりが並んでいます。その後、ベビーカー型のそりや馬型の自転車など、ユニークな乗り物が現れ、子供たちも興味津々でした。
そして、フォードやセドリックなどのクラシックカーが続きます。ここ、それほど車好きではない私でもテンション上がりました!よく手入れもされており、車体がピカピカで本当にカッコいいです。
アメリカでもっとも古い1897年製のベンツの一つで、現在も動かせる状態のものもありました。






➁おもちゃ博物館(Toy Town Junction)
ここは、Dr. Richard Wordenという牧師が集めたおもちゃのコレクションが展示されています。
彼が5歳の頃、世界恐慌の直後で家計が苦しい中、彼の両親が何とか家計をやりくりして、クリスマスに電動の電車のおもちゃを買ってくれたそうです。その時の喜びが忘れられず、おもちゃの楽しさをみんなにもシェアしたいと思い、このおもちゃ博物館を建てました。
館内はそれほど大きくはありませんが、ミニチュアの町や電車を眺めたり、年代物のおもちゃを見たりするのは、とても楽しかったです。


➂Shenandoah Heritage Village
営業時間:10am-日没まで。
Luray Valley Museumをはじめ、当時を再現した学校やマイン体験もできる複合施設です。
Luray Valley Museum は、1920年代の開拓当時の生活品が展示されています。手編みのカゴ、書棚、馬車などがありました。
Museumを出ると、流れる水の中に土を入れたざるを入れて、土の中から宝石を探すというマイン体験ができるところがありました(「The Stonyman Mining Company Gem Sluice」)。土の中に入っているものは何種類かありましたが、うちの子供は土の中におもちゃの宝石が入っている土袋を選びました。袋の大きさによって、9ドル、13ドル、32ドルの値段設定がありました。






➃ロープアスレチック(Rope Adventure Park)
入場料金 | 48インチ(121.9cm)以下:7ドル、それ以上:11ドル |
ウェブサイト | Rope Adventure Parkのウェブサイト |
ハーネスを付けて、ロープを渡るアトラクションです。いろいろなコースがあり、大人も子供も楽しめます。
小さい子供用のコースは、1階にあります。
2,3階は、 48インチ(121.9cm)以下の子供は大人と一緒でないと行けません。

⑤庭園迷路(The Garden Maze)
営業時間 | 平日:11am-4pm、土日:11am-5pm |
入場料金 | 6~12歳:7ドル、大人:10ドル |
ウェブサイト | The Garden Mazeのウェブサイト |
ロープアスレチックの横にあります。うちの家族は行かなかったので、残念ながら写真はなしです…。
他の方のブログを読むと、結構ちゃんと考えないと簡単に出口には出られないようなレベルで、大人でも楽しめるみたいです。
まとめ
いかがでしたか?
アメリカ東部最大の鍾乳洞「ルーレイ洞窟」は、とてもダイナミックでした!ぜひ体験していただきたい!
鍾乳洞のほか、おまけだとあまり期待していなかった車の博物館が、思っていたよりもかなり良かったです。ロープアスレチックや庭園迷路もありますし、レストランもあるので、1日中楽しめる場所です。
私は、今回、別の記事で書いた「アサチーグ島」と一緒に、2泊3日で行きました。ワシントンD.C.と合わせてでも良いですし、ニュージャージーから2泊くらいのショートトリップにおすすめです。
→野生の馬に会える『アサチーグ島』については、こちらの記事をご覧ください。
→ワシントンD.C.の旅行記については、こちらの記事をご覧ください。
こんにちは。アクティブ担当ヘレンです。
今回は、バージニア州にある、アメリカ東部最大の鍾乳洞「ルーレイ洞窟(Luray Caverns)」をご紹介!周辺施設も充実しており、色んな観光地に行ったヘレン的にもかなりおすすめです。
ニュージャージー州からは、ワシントンD.C.とセットで、2泊くらいのショートトリップで行くのがおすすめです。