目次
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サマーキャンプについての基本情報

サマーキャンプって何?
サマーキャンプとは、夏休みに子供たちが通うプログラムの事です。日本人が思い浮かべる山でテントを張るキャンプとは違います。
タウンが行うもの、プライベートスクールが行うもの、ファームが行うものなど、いろんな種類があります。内容も、ただ遊ぶだけのところから、しっかりお勉強もしてくれるところまで、様々。フィールドトリップに行くキャンプやお泊りキャンプもあります。

プリスクールが、夏の期間だけ、小学生のサマーキャンプもするところもあります。
期間も、一日だけというものから何週間以上など、キャンプによって全く異なります。
そして、気になる料金も、安いところで週150ドルあたりから、高いところだと6~700ドルと、本当に様々。兄弟割があるところもあります。フィールドトリップやキャンプTシャツの料金が別途必要なところもあります。
アメリカの夏休みは長いんです。
なぜ、アメリカではサマーキャンプが話題になるかというと、アメリカの夏休みがとっても長いからです。タウンによって異なりますが、ニュージャージー州では、6月下旬から9月上旬まで、3か月近く夏休みがあります。
この長い夏休みをどうやって過ごすか、毎年ママたちが頭を悩ませるところです。
→学校行事については、こちらの記事をご覧ください。
いつから申し込みが始まるの?
さて、サマーキャンプは、いつから申し込みが始まるのでしょうか。こちらも、全く様々です。
私が、アメリカに来て最初の夏を迎える前の3月、現地校のバスを待っている時、周りで「サマーキャンプ、もう申し込んだ?」と言う声が聞こえてきました。その時は「そんな先の事を、もう決めないといけないんだ」と思いましたが、早いところでは1月にはサマーキャンプの早割が終わっているところもあると聞き、急いで調べたのを思い出します。
早いところなら、冬から申し込みを開始するところもあります。早割が3月まで、4月までなどというところもあります。うちのタウンのキャンプですと、5月上旬に申し込みがありました。
気になるサマーキャンプがあるのなら、早めに調べておきましょう。
CHASEメンバーの夏休みの過ごし方
ここからは、在米歴4年以上のCHASEメンバーが、どのように夏休みを過ごしてきたかをご紹介します。
料金や預かり時間など、サマーキャンプの内容は毎年変更があります。申し込みされる際は、ご自身でウェブサイトなどで確認してください。
サマーキャンプ
タウンのサマーキャンプ
タウンのサマーキャンプは、ほとんどの場合、料金が安いです。その代わり、お勉強がメインではない印象です。安くて人気なので、申し込みは早めにしましょう。住民限定の場合が多いです。

在米2年目に、タウンのコミュニティーセンター主催のサマーキャンプに申し込みました。タウンのキャンプの申し込みはすぐ埋まると聞いていたので、オンラインの申し込み開始時間にすぐに申し込みしました。安いのに、フィールドトリップもあって、子供は楽しそうでした。
プライベートのキャンプより、お迎え時間が早めなのと、朝や夕方の延長預かりがないのが親には少しネックでした。
プライベートスクールなどのサマーキャンプ
プライベートスクール、体操教室、バレエ教室など、いろんな場所でサマーキャンプのプログラムが組まれています。値段や内容は、本当に様々です。

在米1年目は、長女は通っていた日系幼稚園(ニュージャージーこぐま幼稚園)のサマーキャンプへ参加。夏祭りやお泊り会もあり、日本の文化を学べて良かったです。
次女も同じく通っていた現地幼稚園(現Cadence Academy Preschool、旧Prime Time Early Learning Center)のサマーキャンプへ。週1でプールに行き、フィールドトリップがあったり、アイスクリームトラックが来たり、充実していました。
昨年(2021年)は、姉妹そろってキリスト教系スクール(S.T.L Summer School)のキャンプへ。ここは、ランチやスナックが提供されるので、親はとっても楽でした。料金は他のプライベートに比べてお得(週約200ドル)なのに、運動会や歌の発表会もあり、延長料金もお手頃で、大満足のキャンプでした。クラスの先生は大学生だったので、子供たちと全力で遊んでくれたようで、子供たちはかなり慕っていました。※大人気で、2022年以降、2月半ばの申込開始後数日で定員になっているようです。




→全日制の日系の学校については、こちらの記事をご覧ください。

アメリカの夏は長い!色々なサマーキャンプに参加しています。
小学生の息子は育英学園のサマーキャンプを中心に、アルパインにあるスカウトキャンプで行われるプログラム、USA Sportsの地域で行われるキャンプに参加してきました。
渡米後初の夏は、りんごラーニングセンターの後期のESLキャンプに参加しました。9月から初めての現地校に通うためのプログラムで子どもにとっては自信がついたようですごく良かったです。。今でも思い出す印象に残ったサマーキャンプです。
育英のサマーは毎日、朝から夕方まで色々なことに参加できます。1泊2日で宿泊もあり、グループワークが中心で学びが多いです。特筆すべきは、宿泊キャンプ時以外は毎日プール授業があり、レベル別にきめ細やかな指導を受けられるところも魅力です。ランチもオーダーできます。

毎年夏は、朝からずっとサッカーをしています。タウンのサッカーだと対象年齢が低い為、トライアウトを受けて、去年は2つのチームを掛け持ちしていました。たくさんお友達も出来て楽しそうでした!!
塾の夏期講習やダンス、ロボットのプログラミング、サイエンスアカデミーなどにも参加しました。コロナにより対面での開催が難しいものにはオンラインで参加するなど、長い夏休みが退屈にならないように試行錯誤しています。

6年目の夏を迎えるうちは、過去色々トライしてきました。
子どもがプリKやキンダーの頃は、近所のアートクラスがやっているサマーキャンプ(毎日大量の作品を持ち帰ってくるんだけどすぐゴミ化w)や、通っていたプライベートスクールのサマーキャンプに行かせていました。それも毎週ではなくて夏休み期間中3.4週で、残りは旅行したりアパートのプールでごまかしました。
育英は憧れのキャンプだったのだけど、お高くて駐在ではないうちには全く無理でした(笑)
子どもが1年生の時は、エイミーも紹介していたUSA Sportsのサマーに。郵便番号を入れたら近所でやっているサマーの情報がずらっと出てきて、そのまま申し込めるのが良かったです。サッカーに入れたのですが、暑すぎでハーフデーが限界でした。フルで入れている子もいましたが、小さいうちは完全外のキャンプはちょっと不安かな。
タウンを引っ越してからは、地元の高校生たちがボランティアをしているキャンプが有名でした。一日中スポーツや遊びだけなのだけど、同級生もチラホラ参加しているので、ママたちの間で何週目に申し込むー??みたいな会話が飛び交っていました。アーリーバードだと安くなるので、3月中旬には申し込んでいましたね。
あとは、野球や、日本語学校のキッズ国際学園が8月後半に実施しているサマーにも参加しました。キッズ国際は、午前中お勉強で完全日本語なので、来た頃は興味がなかったのですが、だんだん日本語の保持が心配になってきたので兄弟揃っていれました。今年もあるみたいですが、すでに申し込みがかなりきているようです。

バレエ教室(Edgewater Performing Arts)のキャンプに1週間だけ通いました。対象は5~10歳までですが、キンダー前後の年齢が多かった印象です。料金は、今年は週約360ドルです。
バレエを習っていたわけではないので、ウェアやシューズは持っておらず、お友達に借りました。バレエやタップダンス、お勉強も少し、そして、毎日絵を描いて持って帰ってきました。
習い事系のキャンプも、普段できないことを体験できるので、良かったです。



YMCAのキャンプの中の、フィールドトリップのみのTravel Campに参加しました。毎日バスに乗って、遊園地やら科学館やらに連れて行ってもらっていました。料金は、週5日参加で約340ドルでした。
結構遠くに行く(片道2時間など)ので、車酔いするお子さんにはおすすめしません。小学校中学年以上が多かったと思います。
YMCA自体は遠い場所にありますが、お迎えがクリフサイドでできたのは良かったです。


学年が大きくなってくると、完全遊びではなくて、お勉強もしっかりサポートしてくれるキャンプがいいと思ってます。
コリアンママがたくさん情報を持っているので、教えてもらいました。給食(料金別)もついていて、午前中ガッツリお勉強、午後もサイエンスやアートやスポートをやってくれるプライベートスクールのサマーを教えてもらったのですが、うちからはちょっと遠くて断念。サマーは送迎も大変なので、友達と一緒に通えてカープールできるなら、ママたちの負担も軽減されてオススメです。
その他、現地の働くママは、スクールバスが家の前まで送迎してくれて、早朝から夕方まで見てくれる(セレブに有名なw)サマーに入れていました。全8週とかまとめて入れて1万ドルくらいかかっていると思います。それに兄弟二人とか入れているので、どんだけサマーにお金かけるの?てビックリしました。でも、それも人気ですぐ埋まってしまうようです。夏になるとアメリカ人と日本人のお金の使い方の差に驚きますw
ファームなどのサマーキャンプ
ファームや博物館などでも、サマーキャンプを行っています。特別な体験ができることから、値段は高めの傾向(週500ドル以上)です。

ファームのキャンプに参加しました。
Abma’s Farmは、ポニーに乗れたり、動物に餌をあげたりできました。ペイントやクッキングもあり、大満足でした。料金、今年は週約550ドルです。申し込みは1月開始でしたが、大人気で早い段階で定員になります。
Health Barn USAにも参加しました。こちらは、サイエンティストやファーマーなど、週ごとにテーマが決まっており、シェフの週に参加しました。今年は週約665ドルとかなりお高めですが、敷地内に小川が流れていて貝殻を取ったりもでき、環境はとても良かったです。


お泊りキャンプ
ニューヨーク育英学園や、YMCAなどでは、お泊り(Overnight)のサマーキャンプもあります。

去年、YMCAのお泊りキャンプへ、兄弟で参加しました。各YMCAによって値段設定等が違いますが、私の子供たちが参加したキャンプは2週間単位から選べました。
参加者は各班に分かれ、班ごとに中高生と思われるリーダーが付きます。リーダーに素質に寄って、キャンプ生活の充実さが決まるなという印象です。
コロナ前だと日本からの参加者も結構いたようです。
日本へ一時帰国
日本へ一時帰国して、日本の小学校に数週間体験入学させるというパターンもあります。

3年目の夏にやっと一時帰国できました。帰ると決めたからには日本の小学校の体験入学をさせようと、6月後半に帰りました。
実家に滞在予定だったので、私が通っていた小学校に問い合わせをし、受け入れてもらえることになりました(結構そういうお子さんいらっしゃるので大丈夫です、との回答でした)。
小学2年生で帰ったのですが、給食やプールなど一通り日本の学校を体験でき、終業式の日にはビデオレターも作ってくれていて、迎えにいった母(私)が号泣していましたw 私としてはめちゃめちゃいい体験だったと思ったのですが、帰ってきてからの子どもの反応はイマイチで、日本の細かいルール(給食は残さず食べるなど)が合わなかったみたいで、日本に帰りたくないから現地校でしっかり頑張るという意欲が湧いたようです。それはそれでいっか、って感じです。
日本にいる間は少しも時間を無駄にしたくないので、できるだけ習い事も入れました。なんせアメリカに比べてかなりお安いので。個別指導の塾、テニス、スイミングと平日+土曜日は夕方毎日習い事でした。
下の子は、市に問い合わせて空きがある保育園の一時保育に申し込みました。働いていないママが美容院へ行ったりゆっくり過ごすための保育枠です。月末に翌月分を一括受付だったので、アメリカにいるうちから時間ピッタリに連絡して申し込みをしましたが、行けたのは月4、5回だったと思います。かなり人気で基本いっぱいのようです。それでも下の子をフルデーで見てくださり、給食もあって1回1000円とかだったのでほんと助かりました。日本の制度は神ですね。
→一時帰国の記事は、こちらです。
まとめ
いかがでしたか?
サマーキャンプは本当にいろんなものがあるので、私たちもすべて把握しきれていませんが、少しでも皆さんのサマーキャンプ選びの参考にしてもらえると嬉しいです。
→夏休み中にすべき新学年の準備については、こちらの記事をご覧ください。
こんにちは、ヘレンです。
長い冬が終わり、ようやく寒さが緩んできましたね。そんな中、子供たちのサマーキャンプの話が出てくる時期になってきました。
アメリカ、ニュージャージー州では、3か月近く夏休みがあります。この長~い夏休みを、みんなどのように過ごしているのか、CHASEメンバーやほかのお友達に聞いてみました。