今まで読んでくださりまして、ありがとうございました!2023年3月

グランドスラム大会US(全米)オープンテニス観戦レポート。チケット購入の方法も写真付きでご紹介!

ヘレン

こんにちは、テニスも下手なりに楽しんでいるヘレンです。

アメリカにいるうちに行きたかった場所、USオープンテニス。2022年もいよいよ、8月23日から9月11日まで、開催されますね!(チケットは、6月6日から発売開始されています。)

そこで、今回は、2021年に、CHASEのメンバーと大人の遠足でUSオープンテニスへ行ってきた時の様子を、テニスに詳しいエイミーと一緒にご紹介します。

目次

〇記事内のリンクの一部はアフィリエイトリンクです。詳細は、プライバシーポリシーをご覧ください。

USオープンテニスとは?

USオープンテニスは、英語で、US Open Tennis Championshipsまたは、単にUS Openと言います、日本では、全米オープンと呼ぶのが一般的です。

この大会は、全豪オープン、全英オープン、ウィンブルドン選手権と並ぶグランドスラム(4台国際大会)の一つであり、毎年8月の最終月曜日から2週間の日程で、ニューヨークで行われます。

会場名USTA Billie Jean King National Tennis Center
住所Flushing Meadow – Corona Park, Flushing, NY 11368

2021年のUSオープンテニス、観戦レポート。

➀まずは、オンラインでチケット購入

事前にチケットを確保しておきたい場合は、対戦カードは直前にならないとわかりませんので、大体の予想をしてチケットを購入します。

私たちは5人と大所帯。1ヶ月前の8月初めにチケットを確保しました。主婦なので家族の助けのある土曜日の夜のチケットを取ろうということになりました。

私たちはテニス仲間でしたので、基本なんの試合でも楽しめる!ということになり、あまり対戦カードに拘らずに金額を見ながら決めました。なお、選手の様子が見えることを重視して、2つ目に大きな会場の「ルイアームストロング スタジアム」のチケットを取りました。

もちろん予算があれば、1番大きな会場の「アーサーアッシュスタジアム」の前方の席も良いのですが、1段前方になるだけで、限りなく1,000ドルに近づいていく金額になるので、今回は断念。

最終的に、男子シングルス3回戦、女子シングルス3回戦の、2021年9月4日土曜日、夜7時からの指定席チケットを購入しました。場所は、ルイアームストロング のエリア8、最後尾あたりの5席を確保!1枚120ドル(Fee込みで約140ドル)でした。(次項目のコートチャートを参照ください。選手に結構近いでしょ笑)

探せば100ドルを切るチケットもありましたので、買いやすい日程だと思います。一番前の席は、3回戦の夜試合だと800ドルから1,000ドルほどです。これが決勝戦午後の回の最前列は、リセール(USオープンでは公式サイトで一度購入したチケットを再販できます。その際の価格は、再販者が決定できるので変動します)で8,000ドルでした。(価格は常に変動します。)うーーん高い!!

買うタイミングも重要で、大体のチケットは、実際は完売でリセールチケットとなりますので、価格変動があります。7月は結構高めで、8月に入るとだんだんと値下がりしていく傾向なので、少人数の場合は、ギリギリまで待ってみても良いかもしれません。

➁USオープンのチケットの取り方 詳しくご説明します!

エイミー

大阪なおみ選手や錦織圭選手は観られる?

日中と夜からのチケットってどう違うの?

ダブルスはどこで観戦すれば良いの?

⇒チケットを購入するときに生じる疑問、これで解決です。

チケットは、公式サイトから購入できます。リセールチケットも同様のサイトで販売されます。それ以外に、日本語で購入できるチケット代行会社も調べると複数あります。旅行会社の観戦ツアーもありそうですね。

1.公式サイトのトップページ 左上の3本ラインをクリック
2.Tickets>Individual Ticketsをクリック。他にラグジュアリーな体験ができる各種チケットもあります。
3.まずは日程・会場・観たい試合を選択。Ticket Masterの画面に切り替わります。
4.空いている席と価格をチェックして購入します。この価格の他に、1席につき20ドル程のFeeがかかります。
5. 4の画面の左上、Switch to Mapを押すと、細かい座席の空きが分かります。濃い青丸が空き・濃いピンクがリセールチケットで購入可能です。
6.席をクリックすると、席からコートを見た時のイメージが出てきます。

試合は、2つのメインスタジアムと1つの小さなスタジアム、そして屋外コートで行われます。

  • アーサー アッシュ スタジアム(Arthur Ashe Stadium)【センターコート】
  • ルイ アームストロング スタジアム (Louis Armstrong Stadium)
  • グランドスタンド(Grandstand)
  • 屋外コート(複数あります)

試合会場の決まり方なのですが、エイミー的見解にはなりますが、ご紹介します。

1回戦などの前半の試合は、人気のあるアメリカの選手が大きな会場で試合を行います。後半になってくると、有名選手の場合はセンターコートで試合することが多いです。

大坂なおみ選手や錦織圭選手は、前半はメインスタジアム以外の様々なコートで、後半は大きなスタジアムで試合することが多い様に見受けられます。ランダムではなく、個人のランキングや人気度で決まる様な気がします。

ダブルスは、決勝含めてシングルスと同様に会場が決まってきます。決勝は、男子は最終日から2日前、ミックスは1日前、女子は最終日のいずれも昼間に行われます。

絶対に日本人選手や有名選手を観たい場合は、はじめの日程1回戦の初日か2日目(22年は8月29日・30日)の昼のアーサーアッシュスタジアムの指定席を確保、もしくはグラウンズアドミッション(自由席)を取得。より確実にしたければ、夜の指定席もとっておけば高い確率で観戦できます。

昼のチケットならダブルスも観戦できますし、色々な席を回って楽しむことができますよね。(しかーし、グラウンズアドミッションは人気なので、出遅れると売り切れていることが多いんですよね 涙 )

これ大事なポイント! 指定席と自由席の関係

夜(Evening)は指定席のみです。昼(Day)のチケットは、アーサーアッシュスタジアムチケットの指定席を購入したら、他の会場の自由席は全て早い者勝ちで座ることができます。また、人気の自由席(Grounds Admission 自由席に座ることができるチケット)もあります。

以下、各チケットの座ることのできる席の一覧です。試合日によってはそもそもの販売が無いチケットがあります。

チケット名時間帯チケット種類と販売される試合日程座れる席
Arthur Ashe Stadium昼(Day)/夜(Evening)指定席
全日販売
昼:アーサーアッシュスタジアムの指定席・ルイアームストロングの自由席・グランドスタンドの自由席・屋外コート
夜:アーサーアッシュスタジアムの指定席
Louis Armstrong Stadium昼/夜指定席
昼:初日から8日目まで
夜:初日から6日目まで
(以後自由席となる)
昼:ルイアームストロングスタジアムの指定席&自由席・グランドスタンドの自由席・屋外コート
夜:ルイアームストロングスタジアムの指定席
Grandstand昼のみ指定席
昼:初日から6日目まで
(以後自由席となる)
グランドスタンドの指定席・ルイアームストロングスタジアムの自由席・屋外コート
Grounds Admission昼のみ自由席
初日から9日目まで
ルイアームストロングスタジアムの自由席・グランドスタンドの自由席・屋外コート
※アーサーアッシュスタジアムには入れません。

夜(Evening)チケットを持っている方は、入場はチケット時間の1時間半前になります。昼(Day)はEveningセッションが始まっても会場内にとどまることができます。(試合を間近では見られませんが。)

➂さあ出発!会場に入る前に…

観戦当日は、夜7時からのチケットでしたが、張り切って午後2時過ぎにはNJを出発。頼りになるドライバー、シャーロットの運転で、3時には駐車場に到着してました。

駐車場

メッツの本拠地 Citi Field の駐車場
テニス会場にはこちらから
階段を上り陸橋を渡ります。

この日は、メッツの野球の試合がなかったので、駐車場は、Yellow Zone Parking(Mets Stadium parking)に案内されました。駐車場料金は、25ドルでした。

駐車場から会場へは、階段を上って、Mets Willets Point駅を通り過ぎ、陸橋を渡ります。

※会場への行き方は、Transportation, Directions & Parkingをご覧ください。

陸橋からテンションが上がります。

練習用コート

陸橋を渡り、会場前に着きましたが、入場時間(試合開始の1時間半前、私たちの場合は5時半)までは、並ばせてももらえませんでした。

2時間以上どこで時間を潰そうかとふらふら歩いていたら、近くに選手の練習用コートがあるのを発見。選手はいなかったのですが、フェンスの外から、キャーキャー言ってコートを覗いていたら、スタッフのノリの良いお兄ちゃんが「中に入る?」と声をかけてくれてたので、大喜びでコートの中へ。

写真撮影もしてくれた上、なんとコート内に落ちていたボールもくれました!アラフォー5人組、まだまだイケるわね笑。

練習用ボールをもらえました。

その後は、近くの露店でドリンクを買い、ベンチで楽しくおしゃべり。こういう時間も、友達同士なら楽しい♥

試合会場からは、歓声が聞こえてきて、私たちのワクワクも増していきました。この時会場では、ちょうど錦織圭選手が21年時世界ランク1位のノバク、ジョコビッチ選手と3回戦を行っており、試合の様子が気になりました。

入場検査

入場時間の5分前には、長蛇の列になっていました。でも入場が始まったら、サクサクと進みました。

入場検査は、ワクチン証明の提示と、持ち物検査。持ち物検査は、X線検査でした。

➃会場内でショッピング

アメックスをお持ちの方は、ショッピングの前に、登録をしましょう

American Expressのカードをお持ちの方には、嬉しい色々なサービスがあります。

会場内の飲食やお土産を購入時、Amexで支払い100ドルごとに20ドルのキャッシュバックが受けられるんです。(カード1枚あたり、キャッシュバック20ドルまで)会場内のAmexブースで、買い物する前にカードの登録が必要なので、お忘れなく!。

ショップでお買い物

入場検査を終え、敷地内に入ると、ずらーとショップが並んでいます。US Openの公式ショップ、各スポーツブランドのショップ(アディダス、ウィルソン、フィラなど)、アメリカといえばのポロ ラルフローレンなど、たくさんのショップがありました。

この時点で、5人のテンションは上がりまくり!写真スポットで写真撮影をしつつ、ショップをめぐりました。

公式ショップには、可愛いデザインのオリジナルグッズがたくさん。みんなで、おそろいのテニスのキーホルダーも買いました。

オリジナルグッズも可愛い♥
おそろいのキーホルダーを買いました。

アディダスでは、無料のくじ引き(メアド登録が必要)の機械があり、ヘレンとエイミーが挑戦。結果は、ドリンクホルダーとヘッドバンドでした。

ヘレンが当てたドリンクホルダー

どこのショップもレジには長い行列ができていたので、お目当ての物があるなら、真っ先に買いに行くのが良いです。

飲食店

飲食店もたくさん出ていました。

有名な、メロンが3つ刺さったお酒「Honey Deuce」をみんなで購入。1杯20ドルと高額ですが、コップは記念に持ち帰ることができますよ。

Grey Gooseのウォッカ、クランベリーリキュール、レモネードにメロンボールが乗った、とても飲みやすいカクテルです。

この空カップを沢山積み上げて歩いている人もいます笑

映えるHoney Deuce

あとは、タコス、フライドチキンなどを買って食べました。スタジアム内にも飲食店があり、観客席でも食べることができます。

下の波型のポテト、美味しかった!

外のスクリーンで、メイン会場の試合を観られます

私たちはショッピングに忙しく、観に行きませんでしたが、メイン会場(アーサー アッシュ スタジアム)のチケットを持っていなくても、外のスクリーンで試合を観ることができます。会場には、スタジアム以外にもレストランや屋台方式の飲食店が多くあります。外で飲みながらスクリーンで観戦ってこともできます。

⑤いざ、スタジアムへ

席の様子

17列目から、ズームなし。案外近くて嬉しかった。

通常の座席の最後尾17列目の席でしたが、思っていたよりもコートが近く感じて、初回としては大満足でした。

私たちの席の上には屋根があったので、雨の日でも濡れません。

→こちらの会場の様子は、こちら!

試合の様子

私たちが観戦した試合は、以下の通りです。

男子シングルス3回戦(L.Harris南アフリカ vs D. Shapovalovk カナダ)

女子シングルス3回戦(V. Grachevaロシア vs A. Pavlyuchencova ロシア)

最初に男子の試合がありました。ラケットでボールを打つ音がとてもはっきりと聞こえました。特に、スマッシュが決まった時は、「オー!!」と歓声が上がり、会場全体が一体感に包まれました。

南アフリカのHarris選手は長身の選手。スマートな印象のカナダの選手を精神的に圧倒して、南アフリカの選手が勝利しました。その後も準々決勝まで進み、テレビで同行を見守っていました!やはり直接応援していた選手が勝つと嬉しいものです。

女子は午後10時ころ試合開始だったので、観客も半分以下に減りました。女子はラリーが長いので、手に汗握るラリーもありましたが、やっぱり力強い男子の試合の方が見ごたえがあったかなというのが正直なところです。

どちらもロシアの両選手ですが、若手選手のGracheva選手とかなりパワフルなプレイをする Pavlyuchencova選手の戦いでした。経験豊かなPavlyuchencova選手が勝利しましたが、Gracheva選手はとても落ち着いていて印象的でした。大会全体でも、この年は若手選手がメンタルの強さを見せてくれて、爽やかな試合が多かったですよね!

試合後に、勝者のヒーローインタビューがあったのですが、インタビューの間、観客はみんな起立して聞いていました。勝者を讃える姿勢、なんか良かったです!

観客は起立して聞いています。

会場内のスクリーンに映りたくて…

ところで、みなさん。ほかのスポーツやイベント会場でもありますが、待ち時間などに、大きなスクリーンに観客が映るやつ、ありますよね?

今回あれに映りたくて、みんなで踊ったり、一気飲みしたりしてたのですが、結果、全く映してもらえずw。アジア人のアラフォー女子5人組なんてめったにいないんだから、一度ぐらい映してくれても良いのにって、みんなでブーブー文句を言ってました笑。(そんなのも楽しすぎた…♥)

アメリカならではのモーターショー「モンスタージャム」でも、観客がスクリーンに映るやつをやってましたよ。

帰宅は午前様w

さて、試合が終わったのは夜11時半。そこから、駐車場まで歩いて戻り、結局帰宅したのは、夜中の1時は過ぎていました笑。

理解のある夫たち、そして、ドライバーのシャーロット、本当にありがとう!!

2022年USオープンテニスの情報

2022年の予定は、次の通りです。

試合日程

毎年8月最終週の月曜日から始まり、2週間の14日間の日程です。

2022年の日程は、8月29日から9月11日までUS Open公式サイトのスケジュール

2022年再開! 試合の前にFan Weekもあります!

今年はファンウィークが戻ってきます!

予選が23日からあるのですが、その日程に合わせて、8月23日(火)から予選終了後の週末8月28日(日)まで行われます。今年の詳細はこちらをチェックしてみてください。(US Open Fan Week公式サイト27日(土)はキッズデーのようですよ。

チケットが要らないイベントなのに、会場に入れてUS オープンの雰囲気を目一杯楽しめます。まだ詳細は未定ですが、今年は事前予約が必要になるのか否か。。ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

エイミーは、コロナ前の2019年に行われたファンウィークのキッズデーに行きました。少しご紹介します!

可愛い♡NYの中にテニスボール!
どうなってるの!? 足長で大きなラケットを持った人々

子連れで楽しめるキッズデーでしたので、屋外コートで練習させてくれたり(ラケットは持参)、スポンサー企業が様々なグッズを配っていました(少し並びますが…)。ショップでのお買い物もできますよ。

当時は、選手からサインをもらうために、大きなテニスボールを持参しているキッズを多く見かけました。

このファンウィークの目玉は、選手同志での練習を見学できるところです。私が行ったときは、ちょうど錦織選手とノバクジョコビッチ選手の練習を、ルイアームストロングスタジアムで見学することができました(席は早いもの勝ちです)。

錦織圭選手の大ファンのエイミー母から写真を撮ってこいと指令が出まして、何枚か撮っていましたので、その時の写真をどうぞ 笑。マイケル チャンコーチとも練習をしていました。

錦織選手と赤色シャツがマイケルチャンコーチ。スポーツ選手の筋肉は美しい!
手前はサーブをする錦織選手。奥がジョコビッチ選手

実際の錦織圭選手は、キラキラしていて人気があるのを実感しました。エアKも間近で観られて感動。ラフなTシャツ姿で登場したジョコビッチ選手の練習風景は、本当にこれぞテニスのお手本のビデオを観ている様で感動しました。フォームが崩れずとても美しいのです。

最後にミニゲームをするのですが、練習とは違うスピードとテクニック炸裂で目が離せませんでした。同じ頃アーサーアッシュスタジアムでは大阪なおみ選手が練習をしており、大きな歓声が上がっていました。

他にも、スポンサー企業が色々なイベントを行っていました。私たちは、涼を取るため、建物内のAmexのイベントに入りました。ゲームができたりフォトブースがあったり楽しめましたよ。

どこもテニスボールでかわいい!
涼を求めAmexのイベントへ。ゲームができました。

まとめ

US(全米)オープンの2021年レポートはいかがでしたでしょうか。

とてもリラックスしながら観戦できる、アメリカらしく、そして少し大人なスポーツ観戦でした。

出発から待ち時間、試合中、ショッピングまで、本当に楽しい大人の遠足になりました♡今振り返ってもため息が出るほど楽しかったです笑

今年はファンウィークも復活したので、会場に足を運べるチャンスです。ぜひ公式サイトをチェックして、ご家族やお友達と計画してみてくださいね!

→夏の日帰りのお出かけにおすすめの記事、まだまだありますよ!

PAGE TOP